インタビュー
常務取締役（投資運用機能担当役員）
橋本あかね
今日は、役員の立場から、どういう人材を求めているのか、 という点についてお話を聞かせていただきたいと思います。 まず、HCアセットマネジメントとはどのような会社なのでしょうか。
投資家のみなさまに運用ソリューションを提供するためにHCアセットマネジメントを設立しました。機関投資家向けのプライベートバンクをイメージし、多様な運用目標の実現を目指すお客様に、安心して長期にわたりご投資頂ける資産運用サービスを追求しています。お客様ごとに最適なソリューションを提供するということは、簡単なことのようで、継続的に実行するのは難しく、お客様を理解することが何よりも重要です。
私どもはお客様の代わりに投資判断する立場にあり、「投資機会を見極める発掘力、組成力、判断力」を培っていくことが競争力の源泉です。世界中の優秀な運用者から様々な情報やアイディアを頂きながら、日々ベストソリューションを追求し続けています。
適切な判断が出来れば、お客様にご信頼頂いたうえで長期的なパートナーシップを築き上げることができると信じて、みなで切磋琢磨しています。
お客様、投資先、役職員みなハッピーになれるようなプラットフォームが理想です。
2021年11月には公募投信「HCインカム～夢のたね」を設定しました。個人の方々にも機関投資家向けと同等の優れた運用戦略をお届けしたいとの思いからです。
会社のカルチャーについて、もう少し詳しく教えてください。
モノづくりではないため、投資運用業は究極のサービス業です。どうすれば投資の社会的意義や楽しさをお客様と共有できるか、たゆまぬ工夫が必要です。HCのメンバーは、全員がプロフェッショナル意識を持ち、お客様の笑顔のためにどう工夫できるか、それぞれの個性や強みを発揮しながら、チームで何事も共有し、相談して、物事を進めます。全員等しくプロジェクトリーダーになる権利を持ち、プロジェクトの進捗は全社員に公開され、知らない間に何かが決定されるということはありません。個々の権利、義務、統制を重んじながら、HCは名前の通りHuman Capitalを大切にし、役職員はみな家族のような一体感を共有しています。
他社のようにいくつもの業務部門を設けるのではなく、適性に応じた兼業で総合力を培っていきます。弊社のスローガンは、「人＋産業金融＝成長」です。人が正しい判断で産業界に資金を還流させれば、必ず成長につながると信じています。
どこに資金を還流しているのか、何が収益源泉なのか徹底的に考えるカルチャーを育むこととしました。資金使途が明確であればあるほど、回収の可能性は高いため、理論的に回収可能性の高い投資対象を徹底的に探すことを使命としています。 他人の資産を預かるということは大変重い責任であり、責任感、正確性、迅速性は常に求められます。同時に、時代の変化に応じて新たな投資機会を発掘しようという探究心、好奇心、実行力を備え、お客様のために最高のサービスを提供しようと努める飽くなき向上心が重要です。 常に自分のベストを尽くす、という根性は漂っているように思います。
現在、HCアセットマネジメントにはどのような人が集まっていますか?
人想いで探求心が旺盛、意欲が高い人材が集まっています。1年生から責任ある仕事に就くこともあり、早いうちからプロフェッショナル意識を醸成しています。みんな明るく、失敗を恐れず、チャレンジ精神旺盛です。常に冷静な人、根っから明るい人など多様な人材がHCの人材層を厚くしています。
大学新卒社員は、どのようにHCアセットマネジメントのカルチャーを学んでいくのでしょうか。
チーム内の打ち合わせが多く、日常のコミュニケーションを通じてカルチャーを学んでいきます。仲間の背中をみて、投資先運用プロフェッショナルの真摯さをみて、お客様の真剣さをみて、身に着けていきます。骨董品の目利き力は良いものを見続けることで養われると言われますが、どの世界でも当てはまることです。HCは、一流の運用プロフェッショナルに出会える環境を整備することが責務のひとつと考えています。
幅広い業務にチャレンジする機会を用意していますので、多角的な視点を養いつつ楽しく経験を積んで頂けると思います。また、社長が講師を務めるウェビナーは常に門戸が開かれ、コラムもいち早く読むことができます。
最後に学生にメッセージをお願いします。
専門性は会社に入ってから学べば身につくものです。どのような使命を達成したいか、どのように社会と関わり合いたいか、どのような人たちと時を過ごしたいかが重要と思います。
貯蓄率が高く成熟している日本において、資産運用の重要性は高まる一方です。私どもはお客様に寄り添う一流のサービスを目指していきます。一緒に仕事したいと思われる方は、ぜひ話を聞きにいらしてください。
